シアトルで開催されたAPEC主催「女性経済フォーラム」
2023年8月18日、シアトルで開催されたAPEC主催「女性経済フォーラム」に国務省からパネリストとして招かれ、登壇しました。
日本からは、小倉将信、元内閣府特命担当大臣(こども政策、少子化対策、若者活躍、男女共同参画)が私のパネルディスカッションを聞いて下さり、大変光栄でした。
私が選ばれた理由は、「国際勇気ある女性賞」の受賞者で、初めて政治家になった成功事例だから、というものでした。私は、2015年国務省からの「国際勇気ある女性賞」を日本人で初受賞しています。

日本のジェンダーギャプ指数146ヵ国中125位
登壇の場では、「国際勇気ある女性賞」をきっかけにマタハラ防止が出来た感謝を伝え、2023年4月に横浜市会議員に当選出来たこと、横浜市議会最大会派の自民党で、「初の幼児を抱えたママ議員」が誕生したことを報告しました。
また、世界経済フォーラムの発表するジェンダーギャプ2023は146ヵ国中125位、先進国では最低レベルで、毎年順位を下げていることを取り上げました。
特に政治分野は、世界最低クラスの138位で、女性の声が政治に反映されていない状態が続いています。
人口減少は、日本の最大の経済問題にもかかわらず、女性や若者が未来を描けない状態は、日本の少子化を加速させます。

2030年までが少子化傾向反転のラストチャンス
当時の岸田政権は、「2030年までが少子化傾向反転のラストチャンス」と明示し、女性政治家を30%にすると掲げました。
崖っぷちを認めることは、なかなか出来ることではなく、明文化は大変重要なことと捉えます。
子育てと政治を両立する女性議員が増えることで、少子化対策を前に進め、同時に議員の働き方改革も行い、今まで昼夜を問わず身を粉にした男性議員も救われて欲しいと願います。
私もその一助を担えるよう精進します。
経済フォーラムでは、このような話から、多様性が苦手な日本の環境、それをどうすればいいのか、という私の見解を伝えさせていただきました。


横浜市会議員:おさかべ さやか
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