子どものこころの変化をとらえ 安心な学びの環境をつくる「横浜モデル」

横浜市では、令和6年6月から一人一台端末である「横浜St☆dy Navi」を導入し、児童生徒約26万人の教育ビッグデータを活用する取組みを行っています。

具体的には、子ども一人一人の毎日の心の状態を、星5つの中から選んでもらい、心の健康観察をするものです。

また併せて、令和6年9月には「第1回横浜教育データサイエンス・ラボ」を開催し、教員、大学、企業との共創によりデータ分析を行い、エビデンスに基づく学びの実現や、教育内容の充実を図っています。

横浜市教育委員会は横浜市立大学と「共同研究契約」を締結し、横浜市の教育ビッグデータを医療の専門的知見に基づいて分析し、子どものこころの状態に応じたケアにつなげる「横浜モデル」の構築に向けた取組みを進めています。

子どもの心の状態の変化を精緻に伝える機能、そして、子どものこころの状態を診断し、医療につなげるアンケート機能を追加し、昨年度(R7)は小学校1校、中学校1校の2校でモデル実施しました。

こういった機能を使って、子どもの心の不調を可視化し、軽減していくシステムが「横浜モデル」です。

本年度(R8)は、1区1校でモデル校を作る予定です。

「横浜モデル」があることで、授業への向き合い方に変化が見られるのか、学力向上にも好影響があるのか、私としては関心を持って見守っています。

本来は、子どもが心の不調を起こさない学校運営が一番重要です。

授業を詰め込み過ぎず、ロング昼休みを作って自分の好きなように過ごせる回復の時間を作り、探求的な学びを増やして、受け身ではなく主体的に学ぶ、そんな学校運営が理想だと思います。

ですが、心に不調を来した時に、早急に対応するシステムも同時に必要です。

私は、「横浜モデル」が今後どのように改良されていくのか、応援の気持ちも込めて、注視しています。

・横浜モデル
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kyoiku/2024/1107labo.html

https://www.city.yokohama.lg.jp/mayor/kishakaiken/kaikenyoshi/2024/20241107.files/20241107__kaiken_detasaiennsurabo.pdf

・benesse VIEW next ONLINE
教育ビッグデータを活用し、安心な学びの環境をつくる 〜子どものこころの状態を可視化し個別の支援につなげる『横浜モデル』の取り組み〜
https://view-next.benesse.jp/innovation/page/article30338/

・日本経済新聞
子どもの心をケア「横浜モデル」 教育ビッグデータ活用https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC053TA0V01C24A2000000/

・未来へいこーよ 子どもの未来を考える子育てサイト
子どものこころの変化を可視化する横浜市の「横浜モデル」の取り組みがモデル校でスタート
https://future.iko-yo.net/interview/education/34183/

横浜市会議員:おさかべ さやか

関連記事