子どもへの性教育を実現

プライベートゾーンの正しい理解を 

2024年2月26日の予算委員会で、私はこども青少年局に、プライベートゾーンは大切だという知識を子どもたちに教えるように、要望しました。
「プライベートゾーン」とは、性器や胸、尻などの水着で隠れている場所を指します。

女の子だけでなく男の子にとっても重要で、保育士の研修に盛り込み、継続的に子どもたちに伝えていくよう徹底して欲しい、と訴えました。
自分で自分の体を大切にする、守るといったことを教えて、性加害の防止を子ども自らにもさせる、ということにはとても重要なことで、

性被害の早期発見や望まない妊娠の防止にも繋がります。
ですが、今まで、横浜市としては、保育・教育施設の職員向け研修において、プライベートゾーンに特化した研修の企画、実施は行っていませんでした。

 保育士に性教育研修を実施

子どもにとって身近で信頼できる保育士や保護者から、子どもの発育や年齢に応じて、伝えていくことが大切であると考えます。

ですが、すべての保護者が自分の子どもに、プライベートゾーンの話を上手に伝えられるわけではありません。
だとしたら、保護者の次に身近な保育士から伝えられたら、と思いました。

私の要望が実現し、今年度、保育士の研修の中に性教育が取り入れられました。

 幼児向けの「性の絵本」

「みんなが持っている、宝物って なーんだ?」と表紙にあって、背表紙に「正解は、心と体 だよ」とあります。
中面には、「あなたは色んな人の特別で、大切な宝物で、あなたの心と体は、あなただけの大切なものだよ」と。

「水着に隠れているところは、あなただけの大切なところだから、他の人がそれを見たり、触ったりすることは、悪いことだよ」
「お口も大切なところ」と書かれています。

 たとえば、こういった子どもに伝わりやすい本を読み聞かせして、子どもに印象付けるというのも一つの手立てだと思います。
これからも、自分の子育ての実体験を通して、気付いたこと・足りていないことを要望し、実現して行きたいと思っています。

横浜市会議員:おさかべさやか

横浜市会 インターネット中継
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プライベートゾーンの正しい理解を 横浜市、保育士に性教育研修を検討
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