議員こそ自己啓発の研修を

私が議員になって不思議だと思うことに1つに、議員には自己啓発系の研修がまるでないことがあります。

視察や勉強会はたくさんあっても、マネジメント研修やファシリテーター研修、ハラスメント研修、といった自分磨きの研修はほぼありません。
議員のパワハラ、セクハラがよく問題に上がりますが、それは、それを解決するためのスキルを身に着けていないからだと思います。

また、委員会の委員長や役員などの立場には、その人の能力ではなく、期数が上がれば自動的に役職に就くような流れに見受けられます。
マネジメント能力もファシリテーター能力もない人のもとでは、上手く進行して行かないにも関わらず、能力やスキルについては見落とされがちです。

もちろん、期数と連動し能力のある方もいらっしゃいます。
しかし、人数は多くないように思われます。

私はマタハラ防止の経験から会社を立ち上げ、講演や企業研修などを行なっていました。
自ら仕事にしていたため、研修の重要性をよく知っています。
そのため、アンガーマネジメントやコーチングなど、議員になってから進んで学びました。

研修をしたからといって、すぐにスキルが身に付くわけではありません。
大切なのは意識することだと思っています。

企業にも同じことが言えます。

2019年7月末に公表された「雇用均等基本調査」によると、「マタハラ防止の義務化以降も、およそ3割の企業でマタハラ防止が未実施である」という現状でした。

どうして研修を行なうなどの防止策を講じないのでしょうか。
それは、実施していない企業は、目先の利益ばかりを優先しているのではないか、と思います。
目の前のことに追われ、本質を見誤れば、その企業は衰退して行ってしまいます。

議員も同様で、自己啓発を続けなければ、いずれ自らの失態を招くことになると思います。

以前、私は優良企業の先進事例を取材に行き、「日本の人事部」さん、「日経xwomanクロスウーマン」さんに連載をしていたことがありました。

(写真:日本の人事部インタビューより)

その取材先の事例を1冊の著書にまとめたのが、「ずっと働ける会社 マタハラなんて起きない先進企業はここがちがう!」です。

以下、参照https://www.amazon.co.jp/%E3%81%9A%E3%81%A3%E3%81%A8%E5%83%8D%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E5%85%88%E9%80%B2%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8C%E3%81%A1%E3%81%8C%E3%81%86-%E5%B0%8F%E9%85%92%E9%83%A8-%E3%81%95%E3%82%84%E3%81%8B/dp/4763407988

人手不足、若手人材不足、女性管理職不足、こういった企業が抱える悩みの解決策のヒントは、優良企業の先進事例にあります。

こうした経験からも、議員も企業も、自己啓発やスキルアップは必要不可欠です。
定期的な研修や学びの場を設け、自分自身の成長に投資し続けることが、最終的には国や地域の発展につながると信じています。

私たち一人ひとりが意識を変え、行動を起こすことで、より良い未来を築いていきましょう。

横浜市会議員:おさかべ さやか

日本の人事部
小酒部さやかさんインタビュー
・マタハラを克服すれば企業は強くなれる 人事担当者が知るべき、本当のマタハラ対策とは
(前編)
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/1561/
・マタハラを克服すれば企業は強くなれる 人事担当者が知るべき、本当のマタハラ対策とは
(後編)
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/1562/

・マタハラ防止措置義務化。人事が知っておくべきポイントとは?
https://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1731/

・“障がい者が力を発揮できる仕組み”が会社を強くする ~富士ソフト企画に聞く 障がい者雇用の可能性~https://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1769/

・女性の意識を変え、生産性向上・コスト削減を実現する「子連れ出勤」 授乳服のモーハウスに聞く、子どもをだっこして働くことのメリットとは?
https://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1794/

・「女性管理職増加」「多様性の達成」は通過点 マタハラにいち早く取り組んだプルデンシャル生命に聞く“多様性のその先”
https://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1810/

・男性社員の育児休業取得率9割を実現 バリューを徹底し、社員を信頼することで急成長したメルカリhttps://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1828/

・社員53人で100億円を売上げる驚異の生産率 女性活躍を推進し、チームの力を最大に高める秘訣とはhttps://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1849/

日経xwomanクロスウーマン
・女性の「左官職人」第一号を生んだ奇跡の職場
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/092/24/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

・産育休者の仕事をカバーした社員に報酬を与える会社
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/086/37/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

・喜久屋 社内に従業員の子が安心して過ごす場がある
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/084/51/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

・ホシザキ東北 男性育休取得「当たり前」にした工夫
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/082/39/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

・グーグル 多様性のある集団ほど、問題を解決できる
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/080/77/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

・ビースタイル 仕事が好きな女性から職場を奪わない
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/078/64/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

・小酒部さやか 社員半分が主婦で大活躍する会社
https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/077/81/?i_cid=nbpnxw_sied_sautrk

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